IgE抗体のメカニズム:花粉症予防と対策の知恵袋
花粉症のメカニズムを理解するには、IgE抗体という抗体の存在を知らないといけません。花粉症は人間の体の中にあるIgE抗体というものが、花粉を排除しようとして反応することで起こります。
IgE抗体のメカニズム
IgE抗体とは、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・なみだ目・目の痒み、
などのアレルギー症状を引き起こす原因となる物質で、アレルギー抗体とも呼ばれています。
花粉症というのは、人間の体の中にある免疫系という仕組みが花粉に反応して起こるわけですが、花粉症のメカニズムを理解するには、IgE抗体という抗体の存在を知らないといけません。
本来、IgE抗体は身体を守るために作られる物質ですが、アレルギーを起こす抗原(花粉など)との接触を繰り返すうちに体内に蓄積され、この量が一定のラインを超えると、アレルギー(花粉症などのくしゃみ・鼻水・鼻づまり・なみだ目・目の痒み)と呼ばれる異常な反応となって現れます。
つまり、花粉症は、人間の体の中にあるIgE抗体というものが、
花粉を排除しようとして反応することによって引き起こされるのです。
IgE抗体は、どのような方でも体内に持っているものですが、
花粉症の方はこのIgE抗体の量が、そうでない人の数百倍にもなります。
花粉症は、アレルギー反応の一種で、このIgEという抗体はアレルギー反応の際に活動するものです。つまり、花粉症というのは、アレルギー反応の際に活動するIgEという抗体が過剰に反応することで起こるということです。
花粉症のメカニズムで重要な役割を果たすIgE抗体については
病院で検査を受けることができます。最も簡単なものは血液検査です。
血中にこのIgEがどのくらい含まれるのかを調べると、
自分がアレルギー体質なのかどうかの大枠が分かります。
もちろん、IgEが通常値よりも多くても、
耐性などによりアレルギー反応が薄い場合もありますから、
単純にIgEの量だけでは判断できません。
少なくともアレルギー体質の素地があるのか否かは判断できます。
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