疲れ知らずな体になるための40代からの5つの習慣

健康について
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40代は働き盛りな反面、体力や気力の衰えが顕著に表れ始める年代でもあります。

今まで何でもなく出来ていたことが、ものすごくハードルが高く感じたり、今まで普通に出来ていたことが、ものすごく疲れて体がついていけない、という感覚に気づいたり。

そゆうのって結構ショックですよね。人生80年だとしても、まだ半分ですからね。

まだ半分も人生に残ってるのに、体力の衰えをヒシヒシ感じるなんて。

これから先、自分はどうなっていくのかって。
ふと、不安を感じるのも無理ないですね。

40代は体力や気力が衰えていく年代

20代の頃なんて、かなり無茶しても、なんとかなったりするけど。30代、40代になっていくと気持ちたけではどうにもならないことが増えてきます。

やはり、その年代にあった暮らし方や体の鍛え方がありますよね。

そしていつまでも元気に年齢を重ねていくために大切なこと。それは疲れない体を作っていくこと。

疲れない体なんてあるのかな?
ちょっと動いただけで、すぐ疲れちゃうし。。。

それは今すぐ、正しい努力を始めて、疲れにくい体力を身に付けるようにしよう。と言う体からのサインですね。

体が『これはヤバイ』といったSOSサインを出しているのです。
慢性的な疲れが蓄積していて、そのことが体の衰えに繋がっていくからですね。

次のような症状を感じたら要注意です。
 ●仕事に集中できない
 ●思考力が低下している
 ●気持ちが落ち込む
 ●よく眠れない
 ●朝疲れが残っている
 ●体がだるい
 ●すぐ座りたくなる
 ●頭痛がする
などなど。

なるほど。慢性的な疲れの蓄積で、知らず知らずに衰えているのですね。

40代で疲れ知らずな体に変わる5つの習慣

体力低下が目にみえてひどくなる40代から始める疲れない体になるために、40代からでも始めたい疲れ知らずな体になるための5つの習慣とは、、、

疲れ知らずということは、いつまでも若々しくいられる。と言うことですよね。
そうなれば、やはり若返りにもつながるし、これは楽しみですねー。

では、具体的にどうやって疲れない体を作っていくのか?
ここからは、毎日心がけたい小さな習慣5選を解説します。

最近体力落ちてきたなー、と思っている方は必見ですよ!

正しい姿勢を維持できるようにする

まず毎日心がけたい小さな習慣、1つ目。
それは『正しい姿勢を維持できるようにする』ですね。

正しい姿勢でいるだけで、疲れない体になれるのか?

確かに背筋を伸ばしたままの姿勢を維持するのは、すごく疲れてしまいそうなイメージがあります。

でも実際は、正しい姿勢でいることが長時間同じ姿勢をキープしても疲れない秘訣です。なぜなら正しい姿勢の状態が体にとって一番無理が少ない姿勢だからです。

重たい頭蓋骨もバランスよく背骨の上に乗り、その重さが上手く逃がされているのが正しい姿勢になります。

普通に座ってるだけで疲れてしまう。ということは・・・。
正しい姿勢をしているつもりでも、実は正しい姿勢ができていないのかな?

自分は気付かないけど、実は猫背だったり、片肘ついてたり、足を組んでいたり、、、正しい姿勢をとれていなかったりしています。

姿勢が悪いと体のバランスが悪くなり、体の一部分にだけすごく負荷がかかってしまったり、ある部分だけには極端に負荷がなかったり。。。

そうなると極端に負荷がかかって疲れている体の部位をかばうため、さらに姿勢や動きが不自然になる。すごい悪循環ですよね。

正しい姿勢は、背中だけに力を入れて作るものでもないです。

姿勢を整えるなら、まずは骨盤から。
骨盤は上半身を支える基礎となる骨格だから骨盤が前後に傾いていると、その上に乗っている上半身の骨や筋肉も傾いてしまいます。

こうなると、その傾きを補おうとして無理な力が働く。その結果、ただ座っているだけなのになぜか疲れるという不思議な現象が発生することが分かっています。

姿勢の土台になる骨盤が傾いちゃってるから、どんなに力を入れても正しい姿勢にはならないわけね。

・まずは骨盤がまっすぐ立つような体勢に姿勢を整える
・顎を引いて、自然に胸を張る
・体のどこか一部分だけに無理な力をかけないように
・上半身はリラックスさせて下腹にグッと力を入れる

歪んだり傾いたりした姿勢に慣れてしまうと、最初のうちは正しい姿勢が辛く感じるでしょう。

頑張って正しい姿勢を体が覚えてしまうと、ゆがんだ姿勢がかえって気持ち悪く感じられるようになります。

まずは骨盤を正しい向きに整えることから始めてみましょう。

1日10分程度の軽いランニング

次に毎日心がけたい小さな習慣、2つ目。
『10分程度のランニング』を日々の中に取り入れること。

ランニングですか?
10分だけならダイエット効果は期待できないよ。ただランニングはダイエットのためだけにするものでもはないですからね。

現代人は往々にして運動不足になりがちだと言われています。デスクワークの人が多いし、一日中椅子に座りっぱなしも少なくないですからね。

そうやって同じ姿勢で続けることは体にとってものすごく疲れることになります。

そんな時、10分程度の軽いランニングをすることで、体から疲れを取り除き、心に溜まったストレスを発散する効果が期待できます。

ランニングなんかしたら疲れちゃいそう、と思っていませんか?
確かにあまり長い時間のハードなランニングなら疲れてしまう可能性もあります。

でも10分程度。息が上がらない程度の軽いランニングなら、心身ともにリフレッシュし、むしろ疲れが取れたと感じられますよ。

それには、汗をかくことに秘密があります。汗をかくことで体内の老廃物や疲労物質を体外に出すことができる。そして代謝を良くするためにも効果的だと言われています。

ダイエットになるほどの効果は期待できなくても疲れが溜まっていくのを防ぐことはできるわけですね。

特にこの代謝を上げるということは、すぐ体重が落ちるとか、目に見えた劇的な結果にはならなくても、長い目で見るととても大切になります。

代謝が悪くなったら太りやすくなるし、疲労物質も体内に溜まっちゃうし、体の代謝が上がることで、心の代謝も上がってくることが分かっています。

気持ちが塞いでしまうと姿勢もどんどん猫背になり、疲れやすい体になってしまう。なので心も体もリラックスして解放させてあげることで、疲れにくい体になっていきますよ。

ただこれも、毎日絶対10分走る!
と決めつけてしまうと、ストレスになり、心が疲れる原因になってしまいます。

だから、疲れたなと思ったら、軽く10分程度ジョギングしてみる。
そのくらい緩ーい感じで無理なく続けていけるようなルールを自分の中に設けるといいですね。

サウナを上手に活用し汗をかく習慣

次に毎日心がけたい小さな習慣、3つ目。
『サウナを上手に活用』して汗をかく習慣にするです。

しっかり水分補給をすることで体内の老廃物を汗と一緒に体外に出すことができます。

代謝もよくなり、心身のめぐりが良くなって、疲れにくい体質になっていく。と言われています。

何よりサウナに入ると、気持ちがパーっと軽くなるなりますよね。

特に寒くなってくると、ジョギングしても汗をかきにくくなるし、そんな時はサウナも上手く取り入れながら、しっかり汗をかくように心がけると良いかも知れませんね。

代謝を良くする栄養素を毎日の食事から

次に毎日心がけたい小さな習慣、4つ目。
『代謝を良くする栄養素を毎日の食事から』しっかり補うです。

代謝のいい、疲れにくい体を作るためには、食べ物を意識することも大切だとも言われています。

代謝がよくなる食べ物って、どんなものがあるのか?
代謝をあげる食べ物の条件としては3つあると言われているます。
 ①.体を冷やさないこと。
 ②.脂肪を燃焼しやすくすること。
 ③.筋肉の動きを良くする食べ物であること。

体を温めて、脂肪をしっかり燃やして、筋肉の栄養になる食べ物。

具体的に摂りたい栄養素としては、アミノ酸、ビタミンB群、カリウム、ヨウ素などを多く含んだ食べ物が良いとされています。

アミノ酸が多い食べ物といえば、卵やレバー、牛乳、チーズといったタンパク質を豊富に含む食品群ですね。

タンパク質は体にとってとても大切な栄養素だけど、慢性的な疲労を蓄積しないためにも大事になります。

そしてビタミンB群が多い食べ物の代表は、豚肉、うなぎ、青魚、玄米、納豆などが挙げられます。

カリウムが多い食材としては納豆や味噌、豆腐など大豆製品が挙げられます。

ヨウ素が多い食品で代表的なものが、昆布やわかめといった海藻類。その他にもハマグリや青魚にもヨウ素は多く含まれています。

さらに体を温める効果が期待できる食品としては、生姜や唐辛子、長ネギ、かぼちゃにも期待できます。

スパイシーな香辛料を上手に活用することで、体を温める効果が期待できるわけですね。

40代になってくると、どんなに体を鍛えている人でも、どうしても代謝は落ちてきます。だから日頃から代謝を上げる食品を意識して食べて、疲れない体作りをサポートしてあげるのが大事になります。

日々の食生活から疲れない体作りを心がけていきましょう。

しなやかで柔軟性のある体を作る

次に毎日心がけたい小さな習慣、5つ目。
『しなやかで柔軟性のある体を作る』ことです。

体バッキバキに硬いんだよねー。という方は結構いますね。笑

体が硬いということは元々の体質はあるけど、筋肉がこわ張っているということ。柔軟性を失った筋肉だと怪我をしやすいし、代謝も落ちてしまいます。

体が硬いと、いいことないですよね。

40代を過ぎたら、強い筋肉を付けるよりも、しなやかな筋肉をつけることが大事になってきます。

特に、最近段差につまずきやすくなったな、とか。
ズボンや靴下を履こうと思ったら、よろめいて尻もちをついてしまった、とか。

これらは運動不足もそうだけど、体の柔軟性が低下しているサインでもあります。

特に体の中でも大きな筋肉が集中する下半身の柔軟性は、とっても大事になってきます。

体の中でも特に大きな筋肉の代謝が良くなれば、効率的に疲労を回復する効果もありそうです。

それに下半身の可動域が広がると、歩行やランニングもスムーズになることが分かっています。その結果として、ランニングが楽に続けられるようになるといいですね。

なので特に40歳を過ぎたら、筋トレをして筋肉を鍛えることよりも、しっかりとストレッチをすることが大事になります。

筋肉を増やすことよりも、筋肉のしなやかさを維持する方が大事になってきます。

どんなに日頃から体調管理に気を配っている人でも、年齢とともに体が変化するのはどうにもできないですよね。

でも全部を年齢のせいにしてしまったら、体はどんどん衰えていくばかり。

言い訳をする代わりに、自分の年代にあった方法で疲れない体になるように整えていくのが大事になりますね。

特に40歳を過ぎると、20代の頃のように無理はきかなくなる。これはどんなに体を鍛えている人でも、避けられない事実ですからね。

なので疲れない体作りを取り入れて、40代になっても。
その先の50代、60代も元気に乗り越えていけるように、めぐりの良い、しなやかな体を作っていくことが大事になります。

年齢とともに衰えていく体は、ムチを振って無理をさせるだけでは駄目。体に備わった機能をしっかり発揮できるように。

疲れを溜めて体の機能を低下させないように、日々丁寧に積み上げていくことが、なにより大事になります。

40代になったら、自分の体に無理をさせるんじゃなくて、うまく様子を見ながら仲良くやっていくのが良さそうですね。

いつまでも元気に生活したいですね

体力が一気に低下し、体の機能も急激に衰え始める40代。

40代以降を元気に乗り越えていくためには、疲れを溜めない体作りがとても大事になります。

生活にパソコンやスマホなどが欠かせない時代。欲しい情報もすぐ手に入るようになり、運動不足もさらに顕著になっていきます。

疲労も取れにくく、蓄積しやすくなっていきます。

年齢を重ねれば重ねるほど、疲れを蓄積しないために代謝を上げたり。汗をかいたり。体の中に疲労物質をためないように心がけていくことが大事ですね。

日本人の寿命も伸びている昨今、人生100年時代なんて言われています。

心も体もめぐりが良い状態に整えて、いつまでも元気に生活したいものですね。