今は冬の時期で寒さも厳しいのですが、気が付いたら先月の電気代がいつもの倍になってしまいました。
心当たりはファンヒーターを新たに購入したぐらいですけど、いやいやビックリでしたね。
やはり真冬や真夏、気になるのはエアコンの電気代ですよね。
若返りには、あんまり関係ない話題ですが電気代があまりにも高かったので気になってしまいました。
省エネのためにこまめにオンオフは本当?
省エネのためにこまめにオンオフしましょう。
というのはかつて当然のごとく信じられていた説ですが、今ではオンオフをしすぎるくらいならつけっ放しの方が電気代がかからない説も有力になっています。
まったく正反対の主張ですが、どちらが正しいのでしょうか?
両説の決着をつけるべく検証結果は
エアコンメーカー大手のダイキンさんが両説の検証結果を発表しました。
その結果とは、、、
つけっ放し派がやや優勢ですかね!!
ダイキンさんが生活者アンケートを行ったところ、約7割の人が「つけっ放しの方が電気代が安い」と考えているようです。
しかし、実際に外出時にエアコンのつけっ放しを実践している人は約5割にとどまるというデータもあり、合わせて考えてみるとつけっ放し派が五分五分からやや優勢程度でしょうか。
実証実験は最高気温36.3度の猛暑日に実施
エアコンの設定は冷房26度で、午前9時から午後11時までつけっ放しにしたときと、30分間隔で運転オンオフを繰り返したときの消費電力量を比較すると、、、
午前9時から午後6時まで、いわゆる日中と言われる時間帯はつけっ放しの方が消費電力量が少ないという結果が得られたようです。
夜間(午後6時から11時)はこまめにオンオフが正解
逆に気温が下がる夜間(午後6時から11時)は、つけっ放しよりこまめにオンオフする方が省エネになるようです。
というのも、エアコンは運転を開始した直後の室内温度と設定温度の差が大きいときに電力を多く消費するもので、日中は電源オフにするたびに室内温度が上がり、再度電源オンにした際の消費電力が増えからですね。
一方で夜間はオフ時の室内温度の上がり方がゆるやかになるため、つけっ放しよりもこまめにオンオフした方が消費電力が少ない、という結果になりました。
外出が35分を超えるなら電源オフしよう!
ダイキンさんは、
『消費電力は、外気温の変化や陽射しなど天候の影響を大きく受けるため、条件が異なるとこの限りではありません。
急激な温度上昇があった場合などには、設定温度を維持するために、消費電力が上昇することもあります。この様な場合は日中であってもエアコンを「つけっ放し」にした方が消費電力量が大きくなることもあります』
と、条件によって結果が変わりうると前置きしつつ、日中は35分まで、夜間は18分までの外出時間ならつけっ放しの方が電気代が安く上がる、としていますね。
ケースに合わせてエアコンをお得に使おう!
つけっ放し、こまめにオンオフ、どちらかが一方的に正しいというわけでもない。
という結果は意外だったかもですね。
それでも、どちらのケースにとっても、きっと有益な情報になったと思います。
ケースに合わせてエアコンをお得に使って、少しでも電気代を抑えましょう。
<参考>
つけっぱなしがお得”という説は本当なのかを検証せよ!
エアコン暖房を「つけっぱなし」にするのと「こまめに入り切り」するのでは、どちらの電気代が安くなるの?