はい。今回はメンタルが強い人の特徴についてですよ。
自分も決して強いとは言えないので、とても興味があります。
このメンタルが強い人は、自分なりの価値観をしっかり持ち、経験豊富で自信を持っています。
そして自分のことをしっかり認識し、必要以上に自信過剰になったり、逆に卑下したりすることがありません。
メンタルを強くするというと、何ごとにもじっと耐え、常にポジティブでいなければならないなど辛いことを乗り越えなければならないと考えがちですよね。
まずは、メンタルが強い人になるためには、自分の中にしっかりした芯を持つことが大切になります。
人と比べず、他人に流されることのないしっかりした考えを持つことを心がければ自然とポジティブに、そしてメンタルが強くなると思うのです。
他人軸ではなく、自分軸でいることが、メンタルを強くするための一番のポイントかもしれませんよね。
メンタルが強いとは?
メンタルが強い人は、ストレスにも強い傾向があるようです。
まず『メンタル』の言葉の意味についておさらいしましょう。
メンタルとは『 精神や知能に関するさま。精神的であるさま』となります。(出典:精選版 日本国語大辞典)
つまり、メンタルが強いことは精神面に安定感があることを指しています。
仕事や家庭など、日常生活の中でトラブルや嫌なことがあって精神が疲れたり、体調不良のときに気分が落ち込んだりすることは誰でもありますよね。
メンタルが強い人は、自分なりの価値観をしっかり持ち、経験豊富で自信を持っています。
自分のことをしっかり認識し、必要以上に自信過剰になったり、逆に卑下したりすることがありません。
メンタルが弱い人は、いつも自信のない行動をします。
すぐに落ち込んだり、暗い表情でいることが多いです。少しのことで動揺したり、おじけづいたりします。
ざっくりと違いを考察すると、周囲から見たときに、メンタルが強い人はポジティブに、メンタルが弱い人はネガティブに見える、となるようですね。
メンタルが強い人の特徴9選
メンタルが強い人は、心の状態も健全であることが多いようです。
ときに落ち込むことはあっても、完全に潰れてしまうようなことはなく、きちんと復活することのできる打たれ強さがあるのです。
このメンタルが強い人には、どのような特徴があるのか? メンタルが強い人の特徴を9つ紹介します。
特徴その①. 人に弱みを見せられる
メンタルが強い人は、人に悩みや苦しみを打ち明けられる素直な気持ちを持っています。
実は、メンタルが強い人は、いつも『強くいなければならない!』と思っているわけではなく、意外にも『自分は弱い』と感じているものです。
弱みを見せても、その弱み受け入れる強さを持っている。
悩みを自分で抱え込んでしまう人は、どんどんメンタルが弱ってしまいますが、他人に気持ちを打ち明けられる素直な人は、周囲に助けられるからこそ、健全なメンタルでいることができるのです。
特徴その②. 簡単に諦めない
メンタルが強い人は、ものごとを簡単に諦めません。
責任感が強く、ひとつのことを継続することができる根気があるため、投げ出すようなことはしないのです。
この根気強さが、失敗から這い上がる力になり、また立ち上がることができるのです。
特徴その③. いつもポジティブ
メンタルが強い人には、難しいことにも前向きに取り組もうとするポジティブさがあります。
たとえば、目の前に高い壁があるとき、『これは無理だ』ではなく、『どうやったら超えられるんだろう』と考えます。
無理と決めつけるのではなく、どうにかして攻略しようとする。
メンタルが強い人には、失敗を恐れない勇敢さもありますね。
・特徴その④. 好奇心旺盛
自分が興味を持ったことには積極的に取り組み、『さらに知りたい』となると、どんどん深く掘り下げようとします。
メンタルが強い人は、好奇心旺盛です。メンタルが強い人は、好きなことに夢中になって取り組むことができる集中力もあります。
だから、周りの雑音が気にならず、いつも心が揺らがずにいられるのです。
特徴その⑤. 気分の切り替えが上手
メンタルが強い人は、落ち込むようなことがあっても、うまく気分を切り替えて前に進むことができます。
なぜなら、メンタルが強い人は『いつまでも落ち込んでいても仕方がない』ということを分かっているため、『この失敗を次に活かそう』と、自分を奮い立たせることができるからです。
悲しい思いに飲み込まれて、いつまでも沈んでしまうようなことが無いのです。
特徴その⑥. 柔軟さがある
メンタルが強い人には、人の意見やアドバイスを素直に聞き入れられる柔軟さがあります。
また、今までやったことのないことが起きても、なんとか乗り越えようと、さまざまな手をつくして解決を目指します。
このようにメンタルが強い人には、変なプライドや凝り固まった考えがなく、まるで水草のように、周りの人や状況に合わせてうまく自分をなじませることができます。
これが簡単には行かないですよね。やっぱり素直にならないとね。
特徴その⑦. 芯がある
メンタルが強い人は、見栄を張ったり威張ったりして自分を強く見せようとしません。
自分の中に芯があり、いちいち他人と比べて一喜一憂するようなことはないのです。
素直でも、やっぱり芯が一本通ってないとね。
特徴その⑧. 物腰が柔らか
メンタルが強い人には、意外にも、物腰柔らかな人が多いです。
考え方や精神が落ち着いているため、いちいち何かに慌てたり声を荒らげたりすることがなく、どこかおっとりとした雰囲気さえ感じさせます。
こうゆう人、ほんと尊敬します。
特徴その⑨. 自分を安売りしない
メンタルが強い人は、ヘラヘラして自分を安売りするようなことはしません。
他人に好かれようと、自分の意見を曲げてまで媚びへつらうようなことはなく、できないことや知らないことは、はっきりと断ることもできます。
だから、無理せずいつも自然体で、自分の意見や考えを大切にすることができるのです。
メンタルが強い人になる方法
生きていると嬉しいことや楽しいこともあれば、辛くて悲しいこともあります。それが人生だと言われればそれまでですが、できることなら毎日楽しく過ごしたいですよね。
でも、生きている限り何かしらのストレスを感じながら生活を送っている人がほとんどです。その理由は、ストレスを感じないこと自体が難しいから。
ここでは、ストレスをできるだけ感じずに生活できる方法を3つ紹介します。
少しでもストレスフリーな生活を送り、メンタルが強い人になりたい人は参考にして下さいね。
方法①. 頑張りすぎない
『いつも強くいなくちゃ!』と頑張りすぎるのは、かえってメンタルを弱くします。
ですから、頑張りすぎず、辛いことは辛いと正直に吐き出すようにして、自分の気持ちを開放するようにしてください。
思っていることを口にすると、自分が今どういう状態なのか客観視でき、冷静になることができます。
方法②. 色々なことに興味を持つ
毎日同じようなことばかり繰り返していると、いくら好きなことでも、次第に飽きてきます。
人は、刺激を受けなければポジティブな気持ちになることはできません。
立ち寄ったことのないお店に入ってみるとか、見たことのないテレビ番組を見てみるなど、いつもと違うことをして、視野を広げるのはいいですね。
新発見は、気持ちをポジティブにしてくれるのです。
方法③. プライドを捨てる
メンタルが強い人になりたいなら、プライドを捨てることです。
メンタルが弱い人に限って、つまらないプライドを捨てることができず、そのプライドの高さに、結局自分が苦しめられることが多いようです。
これって簡単じゃないですよね。
思い切ってプライドを捨てることで、色々な人の考え方を吸収することができて、さまざまなチャンスに恵まれやすくなるのは確かですけどね。
人としての器が大きくなり、メンタルが強くなるってことですよね。
ストレスフリーで強いメンタルを手に入れるには
ストレスは、料理のスパイスと同じように適度な良さが心地よいという博識者もいますが、感じ方は人それぞれです。
また、ストレスに対して強く感じやすい人もいます。なので、特にネガティブな感情を持つストレスは取り除いていくべきなのです。
ポジティブな毎日を過ごしている人には強い精神力があり、ストレスを受けにくい傾向にあります。
ここでは、ストレスフリーな毎日を送るためにできることを5つ紹介します。
その①. 考え方を変えてポジティブ傾向にする
1つの出来事に対して、深刻に受け取りすぎたり、ネガティブな方向に考えたりしてしまうとストレスを感じやすいです。
少しでもストレスフリーな状態にしたいなら、考え方をポジティブにしてみましょう。
まずは、まだ起こっていない出来事に対しては悲観的に考えず、ポジティブな方に捉えてみるのがおすすめです。
ネガティブから、急にポジティブには変えられないと思いますが、何が起こるのか楽しみだと思うようになってくると、さらにストレスフリーになってきます。
少しずつでも、できる所から始めてみましょう!
その②. 完璧を求めすぎない
何事に対しても完璧を追求しすぎてしまうと、自分で自分を苦しめることになってしまいます。
さらに精神的にも追い込まれてストレスも溜まっていく一方。完璧を追求しすぎて追い込まれるのは良くないですよね。
完璧なのは素敵ですが、目標やできることを低く設定し、自分で決めた目標に追われることがないようにしましょう。
常に達成感を得られるような気持ちこそ、ストレスフリーに近付く道です。
達成感を得るために目標設定を低いところから始めるのはいいですね。
その③. 比較するのをやめる
誰かと自分を比べて比較したり、自分を卑下したりするクセや考え方をしているなら今すぐ改めましょう。
自分と他人を比べて劣っていると感じたときに、ストレスがかかってきます。
他人を比べても自分は自分と思うようにしましょう。
できないことにばかり目を向けるのではなく、自分が得意だと思うことに注目して、良さを伸ばしていくことが重要です。
その④. 人生について考える
人間の平均寿命は、女性が約87歳、男性が約81歳。今の年齢から平均寿命までの時間を考えたとき、残された時間を少しでも有意義に使いたいと思うことが大切です。
もちろん平均寿命なので、必ずその年齢まで生きる保証はありません。
日々の積み重ねが、自分の人生を構築していくので、少しでも楽しかったと思えるように生活していくと自然とストレスフリーに転じていくでしょう。
日々の積み重ねを楽しかったと思えるようにするのはいいことですね。
その⑤. やりたいことに積極的になる
習い事や旅行など、やりたいことや興味のあることがあれば、積極的に取り組んでみるのがおすすめです。
学生も会社員も日々同じ日常の繰り返しで、面白みがないと感じる瞬間もあるでしょう。そんなときには、積極的にやりたいことに取り組むことで、気持ちのリフレッシュやストレスフリーな瞬間に出会えます。
新たな世界へのチャレンジは、最初はストレスを感じるかも知れませんが、要領を掴んでいくとストレスフリーな環境でリフレッシュできる時間が設けられてきます。
やりたいことに積極的になる。夢中になって何かに取り組む。
これはいいですね。
良いストレスと悪いストレス
ストレスと聞くとネガティブな印象を抱く人がほとんどですが、実は同じ「ストレス」でも良いストレスと悪いストレスがあります。
ストレスは、自分自身が何かに対して刺激を受けた時に生じます。その刺激に対して、元の状態に戻そうとする反応や変化に対してストレスと呼ぶことが多いですね。
このストレスは人間だけでなく、動物からも発見されています。
しかし、同じストレスでも感じ方には個人差があり、不快に感じて萎縮してしまう人もいれば、程よい緊張感となって刺激を受ける人もいます。
受け止め方や度合い、頻度などによって個人差がでてきます。ただ、緊張感が全くないのは、だらけてしまうし、緊張しすぎは固くなりすぎてしまいます。
ストレスを提唱した博士によると「ストレスは人生のスパイス」だと言います。多すぎては味を損なうが、適度に使えば最高にできるというものですね。
なるほどストレスは、適度な頻度と向き合い方によっては、良い方向にも悪い方向にも変えられるんだね。