認知行動療法〜メンタルヘルス用語集〜

 

認知行動療法

 メンタルヘルス雑学トップ > メンタルヘルス用語集 > 認知行動療法
メンタルヘルス雑学

メンタルヘルスに関する用語を解説しています。
 
  【メンタルヘルス用語集】-認知行動療法

認知行動療法

認知行動療法はアメリカのアーロン・T・ベックという人がつくった精神療法で、抑うつ的なものの見方のゆがみを浮き彫りにし、それの感情や行動との関係に患者自身が気づき、検証し修正することを援助して症状の緩和をはかるもをいいます。

うつ病の治療法として研究・開発されましたが、今ではパニック障害、不安・怒りなどの感情問題、ストレス関連の障害、対人問題、各種依存症、摂食障害、統合失調症、など認知のあり方に関わる問題全般に適用されて成果をあげているといわれています。

問題の全てを解決することが目標ではなく、より適応性のある対処の仕方を体得し、「問題を処理できる」という感覚を増やすことを目標としています。つまり、技法を習得することによって当面の問題を改善するだけでなく、認知の歪みを修正する方法(スキル)を身につけ、自分の人生の質を高めることにあると思われます。

 
Copyrightc 2006 メンタルヘルス雑学 All rights reserved.