生きてゆきたい〜こころの栄養学〜

 　

生きてゆきたい

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　　【こころの栄養学】-生きてゆきたい

生きること、吹きつける雨にぬれること、
みんな愉しい、生きてゆきたい。
赤木健介

「意欲」と題された短歌集のなかの一つ。
まさに、底抜けの人生賛歌、人間賛歌ですね。

冒頭に「意欲」とありますから、これらの歌はけっして赤木氏の現状を詠んだものではなく
そうありたい、そうあったらこんな幸せないものを、という希求、願望を歌に託したもの、
と想像できます。そう考えれば、この歌も素直に心に沁みてきます。

誰しも本心ではかくありたいと願っているはずです。願ってはいるが、できていない。なぜか？
つい悲観的になってしまうから・・・。それではいけない、「みんな愉しく、生きてゆきたい」と。

明日を信じて楽観的になることが大切なのだと、赤木氏はいっているのです。
みんな愉しい、生きてゆきたい。
「生きる」とは、そうゆうことなのでしょう。

あなたはどうですか？みんな愉しい、生きてゆきましょう。
元気出して、生きてゆきましょう！


赤木健介　１９０７〜　
社会運動家・歌人。歌集に「意欲」「帰ってきた兵隊」
詩集に「交響曲第九番」のほか
評論集「在りし日の東洋詩人たち」など多数。
また、伊豆公夫のペンネームで歴史関係の著作も多い。

 
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