一人前になるための道〜こころの栄養学〜

 

一人前になるための道

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  【こころの栄養学】-一人前になるための道

人間は一人前になるために、どうしても歩かなければならない道がある。
野村 克也 「敵は我に在り」より

この後には、
 『その道程が短いか長いか、それだけの違いではないでしょうか。
 私の場合は、それが他の選手より少し長かったというだけのことです。』
と続きます。

自らを月見草と表現し「努力と忍耐の人」の、みごとな人生観ですね。
もしかしたら「野村のノート」とは、そのほとんどは「言葉のマジック」なのかも知れません。
それほど、野村氏の言葉には、人を動かす。
言葉によって心を動かされた人も、けっして少なくないでしょう。

苦労した人間に、運はあっさりとは微笑まない。
忍耐し、努力してはじめて前途が拓ける。
その道程は長いが、いずれ必ず花は開くものだ、と言っているのです。

内容はきわめて素直でもあり平凡でもありですが、それをケレン味もなく言われると、
何故か、素直に共感を覚えてしまうものですよね。

どうしても歩かなければならない道なら、自らが進んで歩いたほうが
楽しく、充実しているはずなのです。
あなたはどうですか?イヤイヤ歩いていませんか?


野村克也 1935〜
プロ野球選手・監督。契約金ゼロで南海に入団。
テスト生としてプロ野球史上に残る最高実績を残す。
通算試合数3017は歴代1位。
現役引退し90年ヤクルト監督、99年阪神タイガース監督。
2006年から東北楽天の監督。


 
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