一足飛びに山の頂点へあがるのも〜こころの栄養学〜

 

一足飛びに山の頂点へあがるのも

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  【こころの栄養学】-一足飛びに山の頂点へあがるのも

一足飛びに山の頂点へあがるのも、
一歩、一歩としっかり登ってゆくのも、
結局は同じことになる。

山本周五郎 『ながい坂』より

どうせ同じところにたどりつくなら、焦ることはありません。
一歩一歩味わいながら登るのもいいものです。

鳥のさえずりや風に揺れる草花に心を傾けながら登ってみよう。

「生きてくってことは冗談ごとじゃあねえからな。」
とは同じく山本氏(「へちまの木」より)の言葉です。

人生は生易しいものではない。
冗談や一時の感情で行動していては、けっして上手くは進まないでしょう。
真面目に生きてこそ人生を全うできるのです。

そうです。
鳥のさえずりや風に揺れる草花に心を傾ける余裕を持って
一歩一歩しっかりと真面目に進みましょう!


山本周五郎 1903〜1967
昭和期の小説家。
「須磨寺附近」「樅ノ木は残った」「さぶ」
「ながい坂」「蒼べか物語」など。


 
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