今回は、メンタルを強くする方法についてですよ。
世の中を見まわしてみると、ちょっとやそっとでは、くじけない強いメンタルをもっている人もいるし、反対に、ちょっとしたことで不安になったり、落ち込んだりしてしまうメンタルの弱い人もいます。
そして多くは、その中間に位置しているのです。
では、メンタルが強い人と、そうでない人では、いったい何が違うのか?
実は、メンタルの強い人のほとんどは、普通の人とは違う『独特な考え方』をしているそうです。
その考え方を継続することで、『折れない心』『強いメンタル』をつくっている。
と言うことで今回は、メンタルが強い人の頭の使い方を厳選して3つ解説しています。
メンタルが強いとは?
よく耳にする『メンタルが強い』人とは、どのような人なのか?
メンタルが強い人といえば、何か失敗してもくよくよしないで、叱られても立ち直りが早くて、失恋しても後を引きずらない。
こんな感じですよね?
そうです。小さなことを気にして、くよくよするメンタルが弱い性格よりも、メンタルが強い性格のほうが、楽に生きられるかも、、、ですよね。
もし努力でメンタルが強い人になることが可能なら、チャレンジしてみる価値はあると思います。
ちなみに、『メンタル』とは英語の『mental』のことです。主に『精神的な』という意味の形容詞として使われています。
日本では、『メンタルが強い』『メンタル強化』というように、精神そのものを指して使われることが多いようです。
ここで3つ、しっかり勉強して、神メンタルを身につけて下さいね!!!
メンタルが強い人の頭の使い方3選
私たちが日頃耳にしている『メンタルが強い』という表現は、ポジティブな性格の代表格として、『精神的に打たれ強い』という性格を表しています。
『メンタルが強い』人は、反論や意見など、自分と違う考えを恐れていないので、自分の意見をはっきり言うことができます。
また、自分と違う意見をすんなりと受け入れることができるのもメンタルが強い人の特徴です。
自分と他人は違うということが、よくわかっていますよね。
さてさて、前置きはここまでで、次からメンタルが強い人の頭の使い方を厳選3つ紹介します。
<①.自分で自分を評価する>
まずは、『自分で自分を評価する』ですね。
いきなりですが、ここ重要ポイントです!
誰もが『評価』を気にするわけですが、評価には2種類あります。
①.自分の評価と、
②.他人の評価です。
で、結論から言ってしまうと、『自分の評価』を基準に生きている人は、メンタルがどんどん強くなります。
『他人の評価』を基準に生きている人は、メンタルがどんどん弱くなります。
その理由がわかる『簡単な質問』があるので、みなさんも一緒に考えてみて下さい。
その質問とは、
一人で焼肉屋に入れますか? ということですが。。。
おそらく多くの方が、『ちょっとムリ』と思ったかと思います。
なぜ、一人焼肉は難しいのか?
理由は簡単で、、、店員や周りのお客さんから『よく一人で来れるよな』とか『寂しい人だな』とか思われてしまうような気がするからなのです。
そうなんです。人の心は、他人の評価を気にした途端に臆病になるんです。何も悪いことをしている訳ではないのに、怖くなる。だから、食べたくても一人で焼肉屋に入れなくなる。
このように、他人の評価を基準に行動することを他人軸といいます。他人軸で生きていると、人はどんどん臆病になってしまうそう。
たとえばカラオケで、『周りの人にどう思われるのだろう?』と思った途端に、人前で歌うのが怖くなる。
プレゼンで、『相手はどう思っているのだろう?』と考えた途端に、体がガチガチに緊張する。
かわいいワンピースを着たいけど、『ご近所さんにどう思われるか』が気になって、結局いつもどおり、地味な服を買ってしまう。
他にも、髪型を変えて、10人の人が褒めてくれたのに、たった1人にけなされただけで、自分に自信を失ってしまう。人と会うのが怖くなる。
親切にしたら『大きなお世話だ』といわれて、人に親切にするのが怖くなる。
『どう思われるのだろう?』と相手の顔色をうかがいながら会話をすれば、言葉が出てこなくなってしまう。
このように、他人の評価を基準に生きていると、どんどんどんどん臆病になってしまう。自分らしく生きられなくなってしまう、ということですね。
反対に、自分の評価を基準に生きている人(自分軸)は、どうなるのか?
わかりやすいのが、元プロ野球選手でMLBでも活躍したイチロー選手ですね。
イチロー選手は現役時代、ヒットを打ったのに『くやしい顔』をしているときもあれば、三振したのに『うれしい顔』をしているときもありました。
イチロー選手にとって評価の基準は、結果や周りの評価ではなく、『自分が納得できるかどうか』が基準なんですね。
これこそが、まさに自分軸。
『二刀流』でお馴染み、アメリカのMLBで活躍している大谷翔平選手は、『僕がどういう選手になるのかというのは、自分で決めること』と言っています。
自分で決めること。
目標を持つことは大事だと思います。僕がどういう選手になるのかというのは、自分で決めること。
チームの柱として頑張っている自分を想像するのは、すごく大事なことかなと思います。
自分で決める。まさに自分軸なんですね。人から褒められようが、怒られようが、ケナされようが、そんなものは関係ない。
自分の評価は自分でする。
この姿勢を貫いてきたから、次第に人の評価が気にならなくなってくる。だから、大リーグの大舞台でも、堂々としていられるんですね。
あと、おもしろいのが、この情報を見つけた時の作者さん情報なんですが、彼は、かれこれ10年くらい、街のゴミ拾いをしていたそうです。
でも、ゴミ拾いをはじめたころは、周りの人から『汚いな』とか『偽善者だ』とか思われるんじゃないかって、勝手に臆病になっていたんですね。
だから、人の見ていないところでコソコソ拾っていたそうです。
そんなある日、本を読んでいたら、森光子さんのこんな言葉をみつけたそうです。
『いい事をやっているなら もっと胸を張れ』
彼は、これを読んで、ドキッとしたんですね。
なんで良いことをしているのに、コソ泥みたいにコソコソとゴミを拾ってるんだろう。これって、おもいっきり他人軸だよな!と。
その日以来、あえて人の多い場所でゴミ拾いをしました。『いい事をやっているんだから』って、自分に言い聞かせながら。でも、最初はやっぱり恥ずかしい。
どうしても、人の目を気にしてしまうんです。
だけど、それを1ヶ月2ヶ月と続けていたら、だんだん慣れてきて、人の目が気にならなくなってきたそうです。周りの人がどう思っているかなんて、1ミリも気にならなくなったんです。
そうなると、不思議なものでゴミ拾いだけではなく、普段の生活でも他人の評価が気にならなくなってきたのです。
たとえば、こうしてネットで情報発信をしていると、明らかに悪意のある嫌がらせのようなコメントが来たりします。そういうのを読むと、前はズドーンと凹んでいたんです。でも、今では全然へっちゃら。
『悪いことをしている訳じゃないんだから、言いたいやつには言わせておけ』って感じで、ぜんぜん凹まない。
こうなれたのも、ゴミ拾いのおかげ。自分の評価を基準に物事を考えられるようになったから、同時にメンタルまで強くなったんですね。
『他人の評価を気にする』というのは、人間の遺伝子に刻みこまれた本能。でも、本能のままに生きていると、人の心はどんどん弱くなります。
人生の途中で、『自分の評価は自分でする』と決めた人だけが、他人の評価に振り回されない強いメンタルを手に入れることができるのです。
●カラオケで誰かに笑われても、自分が楽しかったらそれでOK。
●髪型もファッションも、自分が気に入っているのなら、他人の評価なんて気にしなくてOK。
●もちろん1人焼肉も、ちゃんとお金を払うのだから、人目を気にせず美味しく食べればOK。
●YouTubeの動画に『いいね』が1つもつかなくても、自分が好きで投稿しているのなら、それでOK。
●初対面の人と話すときでも、失礼がなければ、何を言ってもOK。
●悪いことをしていないのなら、とにかく何でもオッケー!
●人から何と言われても、自分がOKなら、それでオッケー!
こうやって、自分の評価を基準に行動するれば、やがて心は強くなるはずです。
もちろん最初は勇気がいります。でも自分軸で考える習慣が身につけば、他人の評価に振り回されない強いメンタルを手に入れることができると思います。
<②.強気の言葉をつかう>
次に、『強気の言葉をつかう』ですね。
これも結論から言ってしまうと、強気の言葉をつかうと、脳が変化して、だんだんメンタルが強くなります。
弱気の言葉をつかうと、脳が変化して、だんだんメンタルが弱くなります。
どうゆうことかと言うと、
今日も仕事か、嫌だなぁ、めんどくさい、参ったなぁ、最悪!
あ~疲れた、、、
このように、弱気の言葉ばかり吐いていると、ストレスホルモンのコルチゾールが出まくってしまいます。
体内のコルチゾール濃度が下がらない。
すると、コルチゾールの毒性で、脳の『海馬』という部分がだんだん小さくなってしまう。
この海馬は、ストレスホルモンの処理をしているところ。そのため、海馬が縮むと、感情コントロールがうまくできなくなり、心が弱くなってしまいます。
ちょっとしたことで不安になったり、イライラしたり、すぐにあきらめてしまったりするんですね。
もっとひどくなると、興味や喜びの感情が薄れてきて、最悪の場合は鬱になる。だから、弱気な言葉で、メンタルが弱くなるんです。
それとは反対に・・・
一丁やるか!とっとと終わらせてやる!
こんなのヘッチャラ!
大丈夫!きっとできる、いい勉強になった。
ストレスを感じたときに強気の言葉をつかうと、若返りホルモンであるDHEAがたくさん分泌されます。すると、脳の前頭葉で配線替えがおこなわれて、ひとまわり『ストレスに強い脳』に変化していきます。
ストレスに強い脳になったらしめたもの。心理学では、これを『ストレス免疫』というそうです。
ストレスを感じたときに強気の言葉を使えば使うほど、ストレスに強い脳ができてくるわけなんですね。
なぜアスリートは、いつも強気なの?
『今度の大会は、不安で仕方ありません』
なんて、、、そんな弱気なこと言っているアスリートは、見たことがないですよね。
なぜ、アスリートは、弱気の言葉を封印して、強気の言葉ばかりつかうのか?
その理由は、もう分かりましたね。
強気な言葉をつかってDHEAを分泌し、『ストレスに強い脳』をつくっているんですね。強気の言葉は、最初は強がりでもOKです。
『めんどくさい』と言いたい気持ちをグッとこらえて、『一丁やるか!』
『参ったなぁ』と言いたい気持ちをグッとこらえて、『逆に燃えてくるぜ!』
『緊張してきた』と言いたい気持ちをグッとこらえて、『ワクワクしてきた』
たとえ強がりでも、脳がだんだん変化して、やがて本物になっていくのです。
3ヶ月も続けていれば、前の自分と今の自分、ぜんぜん違う!
そう実感できるときが必ずくると思いますよ。
そうなることを信じて、強気の言葉を使ってみましょー!!!
<③.誰の人生にもツラいことがあると思っている>
最後は、『誰の人生にもツラいことがあると思っている』ですね。
これも結論から言ってしまうと、
『誰の人生にもツラいことがある』と思っている人は、ストレスに強くなるわ。
『自分だけが苦しんでいる』と思う人は、ストレスが2倍にも3倍にも増幅していきます。
どういうことかというと、わかりやすいお釈迦様の話があります。
どんな話かと言うと、キサーという若いお母さん。ある日突然、幼い息子を急病で亡くしてしまいます。
パニックになったキサーは、お釈迦様のもとへかけつけ、こう言います。
『息子を生き返らせてください!』
『わかりました。では、ケシの実をもってきなさい』
『ただし、ケシの実は、今までに一度も死者の出ていない家からもらってくること』
キサーは慌てて村にもどり、民家を渡り歩きます。
『ケシの実はあるけど、去年おじいちゃんが亡くなったんだよ。残念だったね』
『3年前におばあちゃんを、10年前に娘を亡くしました』
どこの家にもケシの実はあるのですが、一度も死者の出ていない家がみつからない。
そのとき、キサーは悟ります。
『自分だけが苦しんでいると思っていたけど、そうじゃないんだ。誰の人生にも辛いことがあるんだ』
『今までに何度もお葬式に出席したけど、亡くなった人の家族は、こんなにもツラい思いをしていたんだ。
知らなかった。』
その瞬間、キサーのパニックは治まり、落ち着きを取り戻します。
そして、そのままお釈迦様の弟子になったのでした。
(終わり)
人間、他人の苦しみは小さく感じるけど、自分の苦しみは大きく感じますからね。どうしても『自分ばかりが苦しんでいる』と思いがち。
そして、この『自分ばかりが苦しんでいる』という思いによって、苦しみが2倍にも3倍にも増幅してしまうのです。
誰にでも、人には言えない苦しみ・悲しみがある。でも本当は、誰でも同じくらい『苦しい経験』をしているもの。
スーパーのレジ打ちをしているあの人も、ベンチで笑っていたあのおじいちゃんも、挫折・失恋・失敗・大切な人の死など、自分と同じくらい苦しい経験をしてきている。
そして、今現在も、何かしらの悩みを抱えながら生きているものです。
片側交互通行で、棒を振っていたガードマンのおじさんも、もしかしたら会社が倒産して、仕方なくガードマンをしているのかもしれません。
家に帰れば、子どもたちの学費のために、親戚中をかけずりまわってお金を工面しているのかもしれません。
寝たきりのお袋に『せめて桜をみせてやりたい』と、一輪の桜を枕元に持っていった。そんな、せつない思いをしているのかもしれません。
このように、『誰の人生にもツラいことがあるんだ』と心の底から理解したとき、先ほどのキサーのように、自分の悩みや苦しみが小さくなっていきます。
ちょっとしたことではへこたれない、強い心が手に入るんですね。
明日1日だけでもいいで、ぜひ試しにやってみてください。
『あの人も、自分と同じように苦しい経験をしてきてるんだ』
『頑固な部長も、何かしらの悩みを抱えながら生きているんだ』
こうやって人のことを想うと、今自分が抱えている悩みや苦しみが小さくなるのを実感できるはずです。
そして、弱いメンタルに立ち向かう勇気が湧いてくるといいですね。
最後に
はい。ここまでお疲れ様でした。
メンタルが強い人の頭の使い方は、次の3つでした。
①.自分で自分を評価する、
②.強気の言葉をつかう、
③.誰の人生にもツラいことがあると思っている、
どれも、劇的な効果があるものばかりですが、『メンタルトレーニング』という言葉があるように、強いメンタルは、ある日突然手に入るものではありません。
筋トレとおなじで、一週間やそこらでは何の変化も感じないかもしれませんが、長く続けていけば必ず変化がやってきます。
3ヶ月前の自分と、今の自分、ぜんぜん違う!
そう実感できれば、そこから先の努力は、とても楽しいものになると思います。
人生全体が楽しくてワクワクするものに変わっていくと思いますよ。
最後に、無神経さを『メンタルが強い』と勘違いしている人もいるかもしれませんが、『メンタルが強い』人の多くは、過去の経験から自分の弱さを知り、それを乗り越えた人たちです。
無神経さとメンタルの強さは全くの別物なんですね。

