コラム:心の健康とは〜こころの健康〜

 

コラム:心の健康とは

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  【こころの健康】-コラム:心の健康とは

ちょっとひと息、私の心に残るフロイトのお話。

二十世紀の初頭、
フロイトが心を科学的に解明しようとしている人として人々に注目されていた時、
ひとりのジャーナリストがこのフロイトならば
心の健康について何か深遠な話をしてくれるだろうと期待し、
まさに講演の旅行に出発しようとしていた彼を駅のホームでつかまえ

そして「心の健康とはどんなことですか」と尋ねたのです。

それに対するフロイトの言葉が

「人を愛し、働くことだよ」

この短い一言を残し車中の人となったそうです。

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この話を知ったときに、私は胸にジーンとくる思いがしました。
なぜなら「人を愛し、働く」とは、愛するもののために働くこと。

これが「健全な心」すなわち心の健康ということかも知れないと思ったからです。
今現在の整体の仕事にも間違いなく活かされています。

「人を愛し、働くことだよ」
この言葉は、私の心に深く刻まれています。
皆が人を愛し働くことができれば、争いのない平和な世の中がやってくるに違いない。

そんな理想論を思いめぐらしつつ、ふと思い出すことがあるのです。


−ジグムント・フロイト−
精神分析を創始したのがユダヤ人のジグムント・フロイト。
本人も強迫神経症に悩み、自己の精神の観察(自己分析)や、ヒステリー患者の治療体験から、
人間の精神構造には、自分で意識できる領域と、自分でも意識できない領域があることを発見し、
この無意識の領域における解消されていない葛藤を、催眠や自由連想法によって解消してやれば、
患者の意識レベルにおける葛藤や症状が消失することを証明。

 
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