眠りと光の情報〜休養と睡眠について〜

 

眠りと光の情報

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  休養と睡眠について】-眠りと光の情報

体内時計の調整に最も深く関わっているもの、それは「光の情報」といわれています。
午前中の光を浴びると、体内時計は進み、夕方以降に光を浴びると体内時計は遅れるそうです。

朝6時。
前日遅く寝たあなたは、それでも無理していつも通りに起きる。目をこすりつつ窓際で太陽の光を浴びる。10分後、あなたの体内時計は1時間進む。現実の時間は6時10分だが、あなたの体内時計は7時10分と判断する。で、なぜかシャキッと気合が入る。

夜の10時。
今日もお昼近くに起きたあなたは、煌々としたコンビニの光のもとで雑誌を長々と立ち読みしている。すると今度は体内時計が夜の10時30分を9時30分と勘違いする。で、ああまだ宵の口、と目がどんどん冴えてしまう。

ではなぜ、朝と夜で光の作用が異なるのでしょうか。前述した通り、体内時計のリズムは細胞の中のタンパク質の増減によって刻まれています。朝にしろ夜にしろ光の情報は等しくこのタンパク質を壊す作用がありますが、タンパク質の量が枯渇するのが真っ昼間の時間帯に相当します。
減りつつあるタンパク質の減量スピードを速めるのが午前中の光。光は追い風となって時計の針は進む。
逆に夕方以降に増えつつあるタンパク質をせっせと減らしてしまうのが夜の光。こちらは向かい風となって、時計の針を遅らせてしまうというわけなのです。
ちょっと頭がぐちゃぐちゃになってしまいましたねー。(汗;)

さて、あなたは今日、時計をきっちり進めたでしょうか。
それともダラダラ遅らせてしまったでしょうか?
眠りを左右する重要な因子。それは光の情報が体内時計をコントロールしているのです。

 
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