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こころの病気(専門的には「精神疾患」といいます)とは、
精神的、心理的及び行動上の異常や脳機能の障害によって、生活を送る上での能力が、
相当程度影響を受けている状態をいう。
精神疾患に該当するかどうかの判断は、思考、感情表出、意思疎通、記憶、現実認識、
問題対処等の機能についての種々の側面からの検討による。
精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(精神保健福祉法)では、上記精神障害者を
「統合失調症、中毒性精神病、知的障害、精神病質その他の精神疾患を有する者」と定義している。
ということになります。
急速に変化する現代社会において、私たちは人間関係や日々の生活の中で、
常にストレスを受けています。こうした暮らしの中で、ときに不安やこころの不調を感じたりすることは、
よくあることですよね。
身体の病気となれば、病院や診療所を受診し適切な治療を受けるのと同じように、
こころの病気も重症にならないうちに適切な対応を行うことが大切です。
身近な問題になりつつある、こころの病気ですが、まだまだ正しい理解を得られていないのが実情かと思います。こころの病気は、各種検査データ結果などから、その症状が顕著に表れる訳ではありません。
身体の病気に比べると発見しにくい側面もありますが、身体の病気と同じように治療も予防も可能となっています。また、本人は気づいていないことが多く、こころの病気の発見が遅れると、重症化するだけでなく、自殺に結びついたり、職を失ったり、社会生活に支障をきたすこともあります。
心の病気でも身体の病気同様に、早期発見・早期治療がとても大切ということです。
家族や職場、周囲の方々が行動の変調や不調に気付き、適切な治療を勧める事も必要かと思います。
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