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精神科にかかるというのは非常に勇気がいること、と思われていました。しかし、心の病気を専門に扱う医療機関は、昔に比べかなり幅広く多様になってきています。確かに一昔前までは非常に暗いイメージがありました。しかし、最近では心の病院のイメージもずいぶん変わってきました。
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総合病院
一般的には病床数が100床以上で、内科、外科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科の5科を有する病院のことをいいます。以前は制度として規定されていましたが、平成10年4月以降は廃止され、今では総合病院という名称のみが残っているそうです。
いわゆる地域の中核的病院ですね。
公立と私立があり、複数の診療科目の中のひとつとして精神科があります。
外来のみの診療のところと、入院病棟のあるところがあります。病棟があるところでは時間によって閉鎖、または夜間のみ閉鎖する半開放病棟のところが多く、中には誰でも自由に出入 りできる開放病棟のところもあります。
総合病院は、他の診療科目があるため、心の病気以外の治療も同じ場所で併せて受けられることが選択肢としてのポイントです。初めは精神科にかかっていて、治療途中でほかの病気が発見されれば、比較的すみやかに専門科を受診できますし、その逆もあります。
その反面、多くの患者さんが訪れるため、一般的には待ち時間が長く、医師が一人一人に時間をとることができません。もっとじっくり話を聞いてもらいたい患者さんには不満が多いようです。
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