精神病院〜こころの病気〜

 

精神病院

 メンタルヘルス雑学トップ > こころの病気 > 治療する場所 > 精神病院
メンタルヘルス雑学

精神科にかかるというのは非常に勇気がいること、と思われていました。しかし、心の病気を専門に扱う医療機関は、昔に比べかなり幅広く多様になってきています。確かに一昔前までは非常に暗いイメージがありました。しかし、最近では心の病院のイメージもずいぶん変わってきました。
       
  【こころの病気】-精神病院

精神病院

入院設備のある精神病院。精神病院はかつて、ひどい偏見を持たれていましたが、治療法の発達や患者さんの人権が守られるようになり、明るく開放された病棟が少しずつ増えています。病院も郊外に多く、広い敷地の中で、ゆっくり静養しながら治療を受けられます。

メンタル・クリニックや総合病院では対応できない症例や、
救急を要する患者さんの入院治療にも対応できます(一部ない病院もあ ります)。

精神病院のよいところはベッド数が多いために、ゆっくりと腰を落ち着けた治療が可能な点です。待ち時間も短いいため診察時間に余裕があり、主治医が短期間で変わることも少ないようです。長期入院の患者さんが社会復帰のための、例えば、作業療法やレクレーション療法、生活指導なども治療プログラムの一環として行ってくれるようです。

病院の構造は大きく、外来、開放病棟、閉鎖病棟に分けられます。開放病棟は、基本的に自由に出入りでき、閉鎖病棟は、自殺などの危険が大きい、暴力をふるうおそれがある、本人に病気の自覚がなく病院を逃げ出してしまうおそれがある、重い薬物依存などに対応するため、病棟の入口には鍵がかけられていて出入りの自由はありません。

心の病気の種類としては、うつ病、躁うつ病、統合失調症、アルコール症などが多い傾向にあります。
余裕を持った治療を望むなら、やはり精神病院がお勧めかと思います。

 
Copyrightc 2006 メンタルヘルス雑学 All rights reserved.