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精神科にかかるというのは非常に勇気がいること、と思われていました。しかし、心の病気を専門に扱う医療機関は、昔に比べかなり幅広く多様になってきています。確かに一昔前までは非常に暗いイメージがありました。しかし、最近では心の病院のイメージもずいぶん変わってきました。
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精神保健福祉センター
「精神保健福祉法」に基づき、各都道府県や政令都市に1ケ所、設置されることが義務づけられている機関です。精神科医、 臨床心理士、保健婦、看護婦が常勤し、規模も大きく専門的です。
保健所を指導・サポートする立場でもあり、かつ個人の相談にも応じてくれます。
症状、診察に関することから、退院後の社会復帰の支援、アルコール、薬物などの依存症のグループ援助、不登校、家庭内暴力など、心の病気に悩む子どもから老人、その家族までの幅広い窓口を持っています。
精神衛生相談も随時受け付けてくれるところが多く、症状のことや診察のこと、アフターケア、
社会復帰、家族や生活のこと、などさまざまな相談に応じてくれます。
また、センター独自に家族会や患者会、デイ・ケア、グループワーク、断酒会、不登校児をもつ親の会
などのさまざまな治療援助グループを結成し、集団による指導や精神障害者の社会復帰のサポート、
家族との支えになるような活動を行っているところもあります。
なかなか病院に行きにくいときには、まず最初はこういった施設に相談してみてはいかがでしょう。
費用もかかりませんしプライバシーも守ってくれます。
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