ヨガと呼吸法〜こころの病気〜

 

ヨガと呼吸法

 メンタルヘルス雑学トップ > こころの病気 > 予防に役立つリラックス情報 > ヨガと呼吸法
メンタルヘルス雑学

日々複雑に変動する現代社会では、知らず知らずのうちに肉体的にも精神的にも疲労し緊張の連続です。ですから、1日の生活の中にリラックスできる時間を確保して実行していくことが、とっても大切になってきます。ここでは自宅で簡単に取り組めるリラックス法を紹介しています。
       
  【こころの病気】-ヨガと呼吸法

ヨガと呼吸法

ヨガとは呼吸と姿勢、瞑想を組み合わせて、心身の緊張をほぐし、心の安定とやすらぎを得るものです。ぜひ覚えてやってみることをおすすめします。

一見簡単なポーズをとっているだけに見えるヨガに欠かせないのは「呼吸」といわれています。鼻から深く吸い、腹・胸・肩と息を広く行き渡らせるようにして、鼻から出す・・・。この呼吸を意識して行うことが全ての基礎となります。
100種類以上にも上るという、ヨガのポーズの基本となる動きは5つ。「前屈」「後屈」「ねじり」「逆転」「バランス」です。この5つの動きの組み合わせよって、体の不調を取り除きリラックス状態へと導いていくのです。
以前は、ヨガっていうのは歳をとっている人とか、暗い・パッとしないとか、いろいろ良いイメージがなかったようですが、今では年齢や性別に関係なく、明るく、楽しく、それでいて健康になれて綺麗になれる。ということでヨガブームになっています。

独学でコツをつかむのは難しいといえますが、まずはヨガ教室などを探し、しっかり指導を受けながら習得しつつ、少しずつ自宅で試みるのが早道ですね。
特に心気症、パニック障害、種々の心身症などに効果があると言われています。

そもそもヨガとは、古代インド語に由来する言葉。その意味は、『乱れた心を一点に結びつける』。精神を集中させることで究極の心のやすらぎを創り出す、という意味を持つ言葉のようです。
ヨガの歴史は、およそ3千年前のインダス文明に始まり、当時の遺跡から、瞑想の坐像とおぼしき刻印が確認されているという、歴史のある秘法なのです。


-最近流行のヨガエクササイズ-
ヨガによるエクササイズの最大の特長は、バランスよく「遅筋」を鍛えることができるということ。
「遅筋」とは、長時間姿勢を維持するなど、長い時間、力を発揮するための筋肉。これに対して、短距離走や重いものを持ち上げるなど、瞬発的に反応する筋肉が「速筋」です。
どちらも元は同じ筋肉なのですが、鍛え方によって「速筋」にも「遅筋」にも姿を変えるのです。遅筋は速筋に比べ、効率よく栄養を燃やすことができます。そのため疲れにくく、持久力のある体を作り上げることができるのです。さらに、どんどん栄養を燃やす遅筋が増えることによって、基礎代謝があがり、食べても太らない、そんな体を作り上げることができるのです。効率よくシェイプアップできるヨガエクササイズ理論もストレス発散やリラクセーションに最適かと思います。


 
Copyrightc 2006 メンタルヘルス雑学 All rights reserved.