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日々複雑に変動する現代社会では、知らず知らずのうちに肉体的にも精神的にも疲労し緊張の連続です。ですから、1日の生活の中にリラックスできる時間を確保して実行していくことが、とっても大切になってきます。ここでは自宅で簡単に取り組めるリラックス法を紹介しています。
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簡単な指圧でリラックス
指圧ならツボツボ療法を試してみましょう。ツボは「経穴」ともいって東洋医学で人間の身体にあるとする経絡(気の流れ)の要となっています。この経穴を刺激することで、気の流れを正して、経絡上にある臓器や器官の働きを高めようというのがツボ療法です。
ツボ療法は身体のこりをほぐすだけでなく、心の疲れをほぐすのにも役立つをいわれています。肩こりや腰痛を改善するツボがあるように、ストレスによる不眠や過労、イライラ、不安感、気分の落ち込みなどにも効果があるといわれるツボもあります。
ツボは全身に360か所もあるといわれていますが、症状に有効なツボを的確に押さえることで効果的に働きかけます。自分でも刺激できるツボを以下にいくつか上げてみましたの試してみてください。
簡単な指圧ならご家庭や仕事場など場所を選ばず、できますからリラックス法としても最適ですよ。
基本は、親指で5秒グ〜ッと押し続け、5秒あけてまた5秒グ〜ッと押す。
これを数回繰り返すといいでしょう。
心の疲れをほぐすツボ
イライラしたり心が高ぶっているとき
【内関(ないかん)】
「腕の内側にある、エネルギーの通り道の関所」という意味のツボ。自律神経をコントロールし、乗り物酔いのほか、イライラを鎮めたり、動悸を抑える働きもある。
手首を内側の横じわの中央から、指3本分ひじのほうに進んだポイント。真ん中を縦に通る2本の筋の間にありますが、気分が悪いときはツボが盛り上がり、くぼみはありません。 |
気分が落ち込んでユウツなとき
【中封(ちゅうふう)】
腰は中封にあり。古より中封穴は腰痛治療の名穴とされているツボ。由来は、中は中間、封は境界の意味が含まれているという。内くるぶしの前1寸の高さで長拇指伸筋腱と前脛骨筋腱の陥中にあたる。この2つの筋腱との封界、境だから中封と呼ぶ。
足の内くるぶし(骨の突起)を基準に探します。この突起と、前にある筋との間(2cmほど前)のくぼみ。 |
あれこれ気になって不安なとき
【太衝(たいしょう)】
足の甲に肝臓を支配するエネルギーの流れの中心である太衝のツボがあります。肝臓の血液循環をよくして、肝臓の働きを高めるほか、二日酔いや男女ともに生殖器の関係の症状にも有効。
足の甲の親指と人差し指の骨を、それぞれ足首に向かってたどると、2つの骨の合流点の手前で指がとまるところ。押さえると脈拍が感じます。 |
ストレスでよく眠れないとき
【失眠(しつみん)】
名前のとおり、なかなか眠れないときにおすすめのツボ。また、足の血液循環をよくすることから、足がむくんだり、だるいときにも効果を発揮する。
足の裏の、かかとのふくらみの中心部分。緊張が強いときに押すと、足首のほうにズーンとして響きが伝わります。 |
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