過呼吸症候群〜ストレスとこころ〜

 

過呼吸症候群

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発病や病状の経過に、心理的・社会的ストレスが関与していることが大きいと考えられる
病気(ストレス関連疾患)として、以下のようなものが知られています。
こうした病気があるときは、ストレス病の可能性も考えてみるべきでしょう。
 
  【ストレスとこころ】-過呼吸症候群

過呼吸症候群

突然あるいは徐々に呼吸が苦しくなり、しだいに不安がつのり、両手の指や口の辺りがしびれた感覚に襲われます。胸苦しさや死の恐怖などを伴い、ひどい場合はテタニー症状と言って、指が痙攣したようになります。
緊張、不安、興奮、恐怖など精神的ストレスや肉体的な疲労に陥った時に、激しい胸式呼吸がおこり、速い呼吸をして、換気が過多になります。そのため、血液中の炭酸ガスが減り、酸素の量が増えるため、発作的に呼吸困難などの種々の症状がおこります。
また非常にまれですが、意識がモウロウとする場合もあり、この場合には激しい過呼吸と無呼吸が交互にくり返す状態になります。

放置すると発作は数10分以上続きますが、決して死亡することや後遺症を残す事はなく、
どんなに強い発作でも、時間とともに必ず軽快していきます。
過呼吸発作は、一生に一度しか出ない人もあれば、時期によって毎日頻発することもあります。

 
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