円形脱毛症〜ストレスとこころ〜

 

円形脱毛症

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メンタルヘルス雑学

発病や病状の経過に、心理的・社会的ストレスが関与していることが大きいと考えられる
病気(ストレス関連疾患)として、以下のようなものが知られています。
こうした病気があるときは、ストレス病の可能性も考えてみるべきでしょう。
 
  【ストレスとこころ】-円形脱毛症

円形脱毛症

円形脱毛症(通称:十円ハゲ)とは、頭に十円玉大の脱毛部分が出来る病気の事をいいます。
何の前触れもなく頭髪に丸い脱毛部分が出来る。大きさはさまざまですが、十円玉サイズで発見されることが多いようです。症状が進むと脱毛が複数箇所に渡って出来、脱毛部分同士が結合して大きな脱毛面積になる多発性脱毛症になる。

重度のものでは、頭髪のみならず、ひげ・すね毛・陰毛などあらゆる体毛が抜けおちる汎発型脱毛症があります。円形脱毛症の病毛部にリンパ球が多く集まってきている事から、自己免疫異常により毛根を攻撃しているのではないかと考えられています。

また、心配事・疲労・精神的ショック・環境の変化などのストレスによって誘発されることが多く、遺伝的体質的素因が関係すると考えられております。しかし、研究者の間では心理的なストレスやプレッシャーは脱毛症の増悪因子であっても、それが単独の病因ではないと考えられているようです。

 
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