胃腸神経症〜ストレスとこころ〜

 

胃腸神経症

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発病や病状の経過に、心理的・社会的ストレスが関与していることが大きいと考えられる
病気(ストレス関連疾患)として、以下のようなものが知られています。
こうした病気があるときは、ストレス病の可能性も考えてみるべきでしょう。
 
  【ストレスとこころ】-胃腸神経症

胃腸神経症

胃腸神経症とは、上部・下部の消化管症状を強く訴えるにもかかわらず、口、食道から大腸、直腸までを含め、いかなる検査をしても器質的な異常を認めない場合に用いられてきました。
「胃神経症」「神経性胃炎」「神経性下痢」「慢性腸炎」などと呼ばれることもあります。これは消化管運動の機能異常ということで、近年では「過敏性腸症候群」と呼ばれています。

むねやけ、腹痛、下痢、腹部膨満感などのさまざまな症状が3カ月以上にわたって繰り返し現れます。
多くは何らかの体質素因があり、幼少時からよく腹痛、下痢、嘔吐などを起こしていることが確認されています。その素因のある人が、何らかの強い心理的ストレスや心理的疲労を体験した時に初めて、日常生活や社会生活に大きな支障を来ます。重症の場合は、強い不安や心的疲弊状態としてのうつ病性障害のある場合が多いようです。

さまざまな不安感が強いので、早めに、心療内科、神経内科に相談しましょう。
また、器質的疾患がないかの確認をするために消化器内科も受診するのもいいでしょう。

 
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